■「強いけど苦しい」ねじれ国会と参議院の壁
新年度予算案に関して、6日、高市総理が参議院の予算委員会に出席して集中審議を行なった。野党側は修正を求めたものの、与党側が7日に採決し、過去最大122兆円超の予算が可決・成立した。この審議の過程について、伊藤氏は次のように指摘する。
「『強いけど苦しい』という表現がこの審議の過程にも表れている。1つキーワードはやはり“ねじれ国会”というところ。衆院選の大勝から一転して、慎重な舵取りだったり、苦しい舵取りを求められたっていうのはここなのかなという気がしている」
衆議院については異例のスピード、59時間という審議時間での採決を強行した。しかし、参議院には壁があり、時間を要することとなった。この背景には、ねじれ国会と解散総選挙によるスケジュールの遅れがあったという。
「大前提として、ねじれ国会があること。やはり民主主義、多数決の世界なので、多数決を取らないとその法案なり予算というのは通りませんよということになっている。衆議院の方は大きく超えているけれども、参議院の方だけはちょっと足りない。衆議院では通ったけれども、参議院では通らなかったという情勢になっている。ただ、この前段として今回の予算審議の時間自体が足りなかったというのは、そもそも解散総選挙があったので、審議に着手する時間が1ヶ月ずれたということもある。この辺りも影響して今こういう状況になっている」
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