11日に『ウルフアロンから3カウント取ったら1000万円』が行われ、東京五輪柔道男子60キロ級金メダリストの高藤直寿と東京五輪柔道男子100キロ級金メダリストのウルフアロンが激突。ウルフアロンが豪快な大外刈りで衝撃的な1本勝利を収めた。もの凄い
勢いでマットに叩きつけられた高藤が“くの字”になる様子に戦慄が走った。
畳ではなく、リングの上で行われた柔道五輪金メダリスト同士の一戦は、残り時間1分30秒で劇的な結末を迎えた。
組み手の争いから右手で左袖を引いたウルフは、さらに左腕で高藤の体を抱え込むようにして動きを封じると、左足を掛けて跳ね上げるように放った大外刈りで高藤の体を1回転させた。
あまりの勢いにマットに叩きつけられた高藤の体は“くの字”に折れ曲がり、その様子に「落ち方がバックドロップ」「首あぶねえ」「えぐい」「完全に1本」など驚きと心配の声が。一方では、そのような状況でもしっかりと受け身を取った高藤の技術に「ほんと手本の受け身」「綺麗な回転」「受け身凄い」といった驚嘆の声も聞かれた。
高藤は調印式で「アロンの出す技は全て頭の中に入っている。これが僕の現役最後の試合ということで、引退試合をやりたいと思っています」と述べていたが、ウルフは先輩の門出を見事な大外刈りで締めてみせた。試合後、二人は清々しい笑顔で健闘をたたえ合ってハグをした。
解説を務めたアテネ五輪柔道銀メダリストの泉浩は「見ごたえのある試合。(高藤は)惜しかったですね」と述べると「リングということもあって、プレッシャーをまともに受けてしまっていた。スタミナの消耗が早かった」と述べ、今回の勝負の舞台が現在は新日本プロレスで活躍するウルフには有利、高藤には不利に働いたと勝負を分析した。
この勝利でウルフは1000万を死守。柔道五輪金メダリスト、さらに新日本プロレスの現役プロレスラーとしての意地とプライドを示して見せた。
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