しかし、勝田にも魔の手が忍び寄る。デイ2を締めくくるSS14、快調に飛ばしていた勝田のGRヤリスを突如アクシデントが襲った。左コーナーでイン側を攻めた際、鋭い石か何かに接触したのか、左フロントタイヤがパンク。突如タイヤ空気圧のアラートが表示され、急失速。バーストする様子が捉えられた。コクピット内の勝田は、執念でマシンをコントロールし続けフィニッシュまで運び込んだものの、このステージだけで1分30秒以上のタイムロスを強いられることとなった。
フィニッシュ後の勝田は、悔しさを滲ませる表情を見せた。映像には、パンクによってボロボロになった左フロント部分も映し出されている。しかし、この波乱続きのステージでは、暫定トップを走っていた期待の若手ドライバーもトラブルに見舞われて後退。 終わってみれば、勝田は前日から順位を上げ、首位のティエリー・ヌービル(ヒョンデ)と1分14秒5差の総合2位という好位置につけた。
最終日となるデイ3は残り4ステージ。トップとのタイム差を考えれば逆転は容易ではないが、大荒れの展開が続く今大会だけに、勝田の2戦連続優勝という歴史的快挙への期待は高まるばかりだ。 決戦の最終SSは日本時間4月12日夕方にスタートを切る。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権2026』/(C)WRC) (C)TOYOTA
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