与野党の理事が「退室」
里見委員長に指名された田島議員は立ち上がることなく、与野党の理事に事態の整理を求めた。
11時7分15秒、議場がざわつく中、里見委員長は「速記を止めてください」と指示して委員会をストップ。その後、与野党の理事が話し合うなど、事態の沈静化と整理が図られた。
だが、8分15秒、与野党の理事が連れ立って退室するという珍しい状況に発展した。
8分38秒、再び扉が開き、与野党の理事が戻り、田島議員や里見委員長との話し合いがなされた。そして9分24秒、ようやく里見委員長が再開を宣言した。
指名された田島議員は「自衛隊の通常演奏服を着て、自民党の党大会に出ること、そして自民党の広報がSNSの中で『陸上自衛隊のソプラノ歌手である』と明記している。これがなぜ自衛隊法61条で禁じられている政治的行為ではないのか。これを整理して理事会の方に報告していただきたいと思いますが、いかがでしょうか、(里見)委員長」と訴えかけた。
里見委員長は「ただいまの件につきましては、後刻、理事会において協議をいたします」と答えた。
続いて田島議員は「自衛隊法第61条の趣旨は、自衛隊の方々、それぞれ基本的人権を持ってらっしゃると思う一方で、国民全体の奉仕者であるということを、自衛官の政治的中立性確保、この趣旨で立法されている条文です。自民党の皆さん、本当に、自衛官の方々とのこうしたことについて、やはり私は抑制的に行動・決断すべきであると考えております。今後こうしたことがないように、防衛大臣、一言お言葉をいただけますでしょうか?」と発言を求めた。
小泉防衛大臣は「自民党大会の運営につきましては私がコメントすべきことではありませんが、今回、防衛省の中で私まで上がっていなかったと。こういったことは、やはり今の部内、組織の中でしっかりと連絡をさせるべきであったことだと思っております。つきましては、今回のことを通じまして、しっかりと連絡のあり方、改善を徹底させたいと思います」と答えた。
田島議員は「はい、お願いします。これから防衛装備移転三原則の規則撤廃や、安全保障関連経費の非常に大きな増額が予期される中で、やはり我々が、政治家がどのように自衛隊の皆さんと付き合うかということは非常に大事な論点になってくると思うので、自制の方、よろしくお願いいたします」と述べて次の質問に移った。
(ABEMA NEWS)
