「血縁上」の父認めるか「法律上」か…最高裁判決の争点は?フィリピン残留2世の訴え 2026/04/14 19:15 拡大する 「日本人になりたいんではない、私は日本人」 「日本人として死にたい」 取材で出会ったフィリピン残留日本人2世たちの言葉だ。 太平洋戦争の混乱期に日本人の父と生き別れ、フィリピンに残された残留2世。その多く は、日本人の子どもであることを隠し、迫害に耐えて生き抜いてきた。父との繋がりを絶 たれたことで、無国籍となった彼らは今、日本国籍の回復を求めている。しかし、戦後 81 年経った今、彼らに立ちはだかるのが日本の「司法」の壁だ。多くのケースで裁判所は 「法律上の父として認められない」としてその訴えを退けている。去年、日本政府の支援 で来日し、DNA 鑑定で血縁関係が認められた弟との対面を果たした残留 2 世の男性も、日 本国籍の回復は認められなかった。「日本人として認めてほしい」彼らの最後の願いは、 憲法の番人、最高裁判所に届くか。 (テレビ朝日報道局 松本健吾) 続きを読む