ニュース番組『わたしとニュース』にハーバード大学医学部准教授の内田舞氏が出演。その際に、空の巣症候群をめぐる視聴者からのコメントに対し、異論を唱える場面があった。
番組ではこの日、子どもが成長し自立することをきっかけに、親が言葉にならない寂しさや心身の不調を感じてしまう「空の巣症候群」を取り上げた。これに対し、視聴者からは様々なコメントが寄せられた。
まずは「空の巣症候群は甘え」というコメント。これに対し「空の巣症候群は甘えとコメした人、なんで甘えなんでしょうか??」という疑問の声が届き、コメント欄でも議論が行われていた。
このコメントについて、内田氏は次のように語った。「『甘え』という言葉は誰かを切り捨てているような言葉だと思う。甘えという言葉で本当に頑張ってきた人を切り捨ててしまう、その社会の空気こそが、この苦しさを見えにくくしている張本人だと思う。まさにコメント欄でもこの場でも、たくさんの議論が必要なのだろうと思う。だからこそ、今回VTRで苦しさを話してくださった方の頑張りを私は褒めたいし、すごく感謝を示したい」。
「そして、私は誰に甘えてるんだろう?と思う。『空の巣症候群は甘え』って、誰に甘えてるの?誰が甘えられてるの?って。なかなか想像できない状況だと感じる」
「みんなが甘え、甘えられて社会が回っていく方が優しい世界だと思う」と話す本間智恵キャスターに同調した上で、内田氏は「甘えだとしたら優しく受け止めてあげましょうよ」と呼びかけた。
(『わたしとニュース』より)
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