多様性の社会と云われる現代でも、常識や枠は存在している。そこにハマらないときに感じるのが“生きづらさ”。
【映像】「不適合なのかなって」耳だけでピアス20個開け、ジェンダーフルイドのひろさん(顔出し)
SNSでは、生きづらさを感じる中で「周りが普通すぎて、自分だけ社不に見える」「社会に適応できない自分が情けない」と自らを“社会不適合”と捉える声があがっている。さらに「私は変な奴だ。変な両親に育てられ、変な男と付き合い、変な友達と遊ぶのはもう嫌だ。変な奴はもうやめたい」という投稿も話題に。果たして、社会に合わせられない人はダメなのか。当事者とともに『ABEMA Prime』で考えた。
■「自分は社会不適合ではないか」と悩む当事者のリアル
自身を社会不適合だと悩む、就活に苦戦中のひろさん(22)は、「周りが就職活動を始めたとき、私は派手な髪色でピアスもしていた。なかなか内定が決まらず、一度は黒髪にしてピアスも外した。いわゆる『就活生』の姿に寄せたが、自分の中でモヤモヤを抱えてしまった。周りは内定を取っていくのに、自分だけが取れないことで、不適合なのかなって感じる」。
耳だけで20個、舌などを含めるとさらに多くのピアスを開けており、見た目に関する周囲との差を大きく感じているという。さらに、「ジェンダーフルイド(性自認が流動的)でアセクシャル(他者に性的に惹かれない)の当事者でもあるが、カミングアウトしていないため、周囲の話についていけず、嘘をつき続けてしまうことでさらにズレを感じる」と、内面的な生きづらさについても語った。
過去に5回以上の転職を繰り返してきた経験を持つ、ともかさん(33)は、「最長は4年、最短は1カ月。辞めてしまう理由は、性格的に飽き性で、仕事に対する熱量が低いこと。それに加えてプライドが高く、仕事を選り好みしてキャリアを積めないままここまできてしまった」と明かす。
■ 「普通」という言葉に縛られる社会

