将棋のヒューリック杯第97期棋聖戦決勝トーナメント準決勝が4月23日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われ、永世棋聖資格保持者の羽生善治九段(55)が広瀬章人九段(39)に92手で勝利。藤井聡太棋聖(竜王、名人、王位、棋王、王将、23)への挑戦権をかけた挑戦者決定戦への進出を決めた。
挑戦者決定戦進出をかけた運命の一戦は、羽生九段が制した。ABEMAでテキスト解説を務めた村中秀史七段(45)は、「相掛かりから、広瀬九段の先攻に羽生九段がうまく対応しました。特に62手目の桂打ちが妙手だったと思います。また、72手目から飛車を縦横に使った構想も素晴らしく、最後は攻防兼備の角打ちで勝利を決めました」とコメント。
さらに、「広瀬九段も大きなミスがあったわけではありませんが、羽生九段が終始正確な指し手で完勝をおさめました」と羽生九段の快勝譜だったことを強調した。
この結果、羽生九段は2023年1月〜3月に行われたALSOK杯王将戦七番勝負以来3年ぶりのタイトル挑戦へ前進。5月1日に予定されている決勝では、すでに進出を決めている服部慎一郎七段(26)と対戦する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)


