45+1分、鹿島のDF濃野公人が相手陣内の右サイドでボールをカットし、勢いそのままにゴールに向かっていく。華麗なステップとボディフェイントで相手守備陣を切り裂きながらペナルティーエリアに進入した。ボックス内では柏の守備陣が身体を投げ出したため、濃野は左方向にかわすドリブルを選択。ゴールとの角度がなくなり相手選手が集結してきたため、シュートを打ちにくい状況となる。しかし、濃野は持ち運んでいた先にいた鈴木にパスを出した。
背番号40はゴール至近距離でいきなりパスを出された形となり、濃野に寄せていた相手選手も迫ってくる。まさに密集地帯だったが、鈴木は軸足となっていた左足で少し後ろに下がり、倒れ込みながら右足で掬い上げるようにシュートを放つ。ボールはふわりとした軌道を描き、ゴールカバーに入っていた相手DFの頭上を越えてネットを揺らした。
推進力あふれるドリブルでアシストをした濃野は渾身のガッツポーズ。一方、ゴールを決めた鈴木は立ち上がって顔を歪め、全身で喜びを爆発させるいつもの姿はそこにはなかった。
解説・林陵平氏は「鈴木優磨は倒れながらよく決めましたね。身体を倒しながらも最後は重心を残していた。シュートのフィニッシュの準備とイメージができていましたね。良いゴールでした」とコメントした。
SNSではファンが「あの狭い空間で倒れながら決めきる優磨はさすがです」「体幹強すぎ」「よくコントロールして決めた」「あの場面であの位置に居てキッチリ決めるのが鈴木優磨の凄さだわな」「ビューティフルゴール」「よく決めきってくれた」「決め切る優磨最高!」「なんだかんだ鈴木優磨よなぁ」「あのタイミングのシュートで決めたなあ」「エースすぎる素晴らしい」「やっぱり仕事するなぁ」「決定力バケモン」と鈴木の極上フィニッシュに歓喜した。
また「そりゃあんなお膳立てされてしっかり決めたらこうなるわな」「首傾げたのはほぼ濃野の得点だからかな?」とゴール後のリアクションを気にする声も多くあがった。
鈴木は試合後のフラッシュインタビューで、「パスではないと思うんで、彼のエゴイストが転がってきました」と濃野のアシストについて言及し、「(パスが来ることは)あんまり信じていなかった」と苦笑い。「オフサイドかなと思ったんですけど、なかったのでよかったです」とゴール直後の心境を明かした。
鈴木は今大会12試合に出場して6得点目を記録し、相棒のFWレオ・セアラと並んで得点ランキング2位タイとなった。なお、鹿島は3連勝を達成し、首位を堅持している。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1百年構想リーグ)





