2014年にTVアニメ第1シーズンが放送され、劇場版や過去編を含みつつ展開されてきた『魔法科高校の劣等生』シリーズ。5月8日には、シリーズ最新作にあたる劇場版『魔法科高校の劣等生 四葉継承編』が公開される。
シリーズを通じて、兄である司波達也を、周囲が恋人同士と勘違いするほどに慕い続けてきた妹の司波深雪。達也のことを「お兄様」と呼び慕うさまは、『魔法科』シリーズを象徴するポイントにもなっている。本作は原作小説第16巻で描かれた《四葉継承編》のアニメ化となるが、物語の核となるのは、そんな兄妹の秘密についてだ。
深雪が四葉家次期当主を指名する四葉本家で開かれる元旦の集まり〈慶春会〉への招待状を受け取ったことが、《四葉継承編》の発端となる。「いま明かされる、「最強」の真実。」という本作のキャッチコピーが示す通り、達也と深雪の兄妹の秘密が解き明かされていく重厚なストーリーが展開していくが、深雪を演じる早見沙織に話を伺ったインタビューでは、本作の見どころについて、こう言及する。
「深雪さんがずっと抱えてきた想いの発露のようなものが、しっかりと描かれる物語になっています。お兄様を軸にずっと生きてきて葛藤してきて、それが本人の中で抱えきれないくらいに大きくなっていって……。そんな深雪さんの心情を丁寧に描いていくお話になっていると思います」
早見が言うように、達也を強く慕ってきた深雪の人物像は『魔法科』シリーズを通じて描かれてきた。2025年12月27日に公開された本作の特報第1弾では、鏡に映る自らの姿と相対する深雪のシーンを垣間見ることができる。本作のアフレコについて話を伺っている中で、そのシーンの話題になった。
「ひりつく感じがありましたね」


