「法の安定性で人生を潰されていいのか」古舘伊知郎、冤罪を生む“ストーリー”と偏見・差別を指摘

古舘伊知郎
【映像】冤罪被害者が訴える具体的な内容
この記事の写真をみる(15枚)

 冤罪被害者を支援する活動に取り組むフリーアナウンサーの古舘伊知郎ABEMA的ニュースショーに出演した際に、冤罪事件の背景にある“偏見”について語る場面があった。

【映像】冤罪被害者が訴える具体的な内容

 古舘は4月18日、袴田事件などの冤罪被害者救済を訴える「ノーモア冤罪!渋谷アクション」の総合司会を務め、再審制度の見直しを強く訴えた。冤罪被害者の家族、袴田ひで子さんらと登壇し、検察側の証拠開示や取り調べのあり方を批判した。

 冤罪事件について古舘は「自分の中にもあるなと戒めなきゃいけないと思うのが、冤罪事件の数多が本当に言われなき偏見と差別から始まる。袴田さんだってボクシングをやっていたから。ボクサーは人間凶器と言われて、普段は乱暴をしない前提がある。ボクサーやっていたから?(疑われたが)逆に動くだろそれ、と思うのだが、その理由でストーリーありきでしょっぴかれるところから始まったり。いろいろな人種差別があったり。『この人はああいう人だと言われていたから、あの人が犯人かもね』から権力側がストーリーを作るケースもある。そういう言われなき偏見と差別が前提で人生を奪われた人がいる。国家の安定とか法の安定性で人生を潰されていいのだろうかというところに戻るべきだと思う」と語る。

 これを聞いたMCの千原ジュニアは「もう亡くなられたが、布川事件の冤罪被害者の方と対談をさせてもらった時に、『すごい時代ですね、ボクサー崩れだから犯人にされたんですもんね』と言ったら、『いや、ジュニアさん、今も変わってないですよ』とおっしゃっていましたからね」と話した。古舘は「本当にそうだと思う」と応じた。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(15枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る