「限界は自分が決めている」
候補生が4人まで絞られ、ロサンゼルスでの合宿審査がスタート。レッスンはさらに厳しさを増していく。ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデと共演経験を持つダンスコーチのマーサ(Maasa Ishihara)は、10代の頃に日本から渡米し様々な経験をしてきた身として、メンバーに自身を重ね合わせ、「チャンスは真正面から向かってこない。自分で取りに行くもの。その気持ちでやらないと、世界では通用しない」と力強くエールを送る。
レッスン初日、未経験者のAOI(19歳)とSAKURA(15歳)は、課題曲の振付をなかなか習得することができずにいた。マーサは2人に「まだ1日目だから、みんな優しいよ。これからどんどん厳しくなっていく。もっともっとクオリティと覚悟を見せないといけない」と、優しい口調ながらもシビアな現実を伝える。さらに「自分の限界を決めないで。限界は人から言われるものではなく、自分が決めているもの。自分次第でどうとでもなる。こっちも本気になるから本気になって。年齢とか経験は関係ない。本気でやってくれている人に、本気で返すべき」と真摯に喝を入れた。
スターとそうでない人の違いは、『世界を恐れているかどうか』
第7話では、アメリカで活躍するガールズグループ・Fifth Harmonyのメンバーであり、オーディション経験者であるローレン・ジャウレギ(Lauren Jauregui)がメンターとして候補生のもとを訪問。候補生それぞれの悩みを聞き、助言を与えていく。
経験豊富だが「無難」という評価を受け続けていたAYANA(19歳)に、ローレンは「自分の内面から個性を引き出すことが一番大切よ。自分自身と向き合ったり、日記を書いたり、鏡の前で練習したりして、自分の中で一番『強い』と感じる部分を見つけるの」と具体的にアドバイス。未経験ゆえの成長速度の遅さに悩むSAKURAには、「よくわかる」と寄り添い、「もしあなたがグループに入ったら、もっとそうなるわ。世界は絶えずあなたの欠点を指摘するし、あなたが気づかれたくない部分をみんなが突いてくる。アーティストになるためには、しっかりと自己防衛することが必要なの」と、経験者ならではの視点で語る。そして「まだベストじゃなくても、練習を続ければ自信が持てるようになるわ。『私はここにいる資格があるし、理由があってここにいるんだ』って自分に言い聞かせて」と、前向きな言葉を届けた。
さらに自分のキャラクター作りに迷うHIORIに対しては、「『キャラ』を作る必要はないわ。あなたのままでいい。でもステージに立つ時には『強さ』が求められるの。自信は自分の内側から湧き出てくる。『キャラクター』の正体は自信なのよ」と伝える。そしてAOIに「スターとスターではない人の差」を問われると、ローレンは「私にとってスターとそうでない人の違いは、『世界を恐れているかどうか』。世界はいつだって怖い場所よ。だからもしあなたが度胸を持っているのなら、それこそがスターであるための大きな要素だと思うわ」と激励。様々な舞台を経験してきたからこそ湧き上がってくる言葉に、こちらもハッとさせられる。
「今苦しいと感じる瞬間が、あなたを強くしているのよ」
アメリカに到着してすぐに体調を崩してしまい、練習への合流が遅れたHIORI。レディー・ガガと同じステージに立った経験を持つダンスコーチのプレスリー・タッカーは、思うようにパフォーマンスができず苦しむHIORIに「大丈夫?泣きそうな顔をしてる」と穏やかに声をかける。するとHIORIの目には涙が。「前は(自分のポテンシャルに自信が)あったけど、今は全然ないです」と吐露するHIORIに、プレスリーは「他の3人と比べて、進んでるか遅れてるかなんて関係ない。あなたにはここにいる価値があるのよ」「辛い時こそ、自分の可能性や実力を疑ってしまう。自問自答するような時こそ、一番の踏ん張りどころなの。今苦しいと感じる瞬間が、あなたを強くしているのよ」と鼓舞し、HIORIの緊張を和らげていた。
しかしHIORIは深く悩んだ末、最終的にオーディションを辞退してしまう。プレスリーは「すごく残念だわ」とショックを受け、「あの時の言葉が彼女に届かなかったことが悲しい。私は彼女を助けるためにここにいたし、彼女の心の中の重圧を聞いてあげられたらよかった…」と嘆く。若き夢追い人たちに本気で向き合うコーチの姿に、熱いものが込み上げてくる。
「選ばれなかった人の人生が、これで決まることは絶対にない」
ついに、最終審査へ臨む2人が決まる中間審査直前。候補生をずっと見届けてきたマーサは、心からの言葉を4人へ届ける。「今までの人生の中で、一番心も体も自分を追い込んだと思う。その自分を、明日は信じてあげてほしい」と全員の努力を認め、「私も向き合ったから。この2週間くらい、君たちの夢しか見なかった。寝ても起きても、あなたたちしか私の頭にはなかった」と涙を堪えながら話す。
そしてマーサは「2人しか選ばれないことは事実。でも、選ばれなかった人の人生がこれで決まるってことは絶対にない。昨日言ったよね?門出だって。明日が終わって、『しっかりできた』と思ったら、それが一番正解」とお守りのような言葉を届け、全員をハグ。「誇りに思います。出会えてよかったです」と優しく抱きしめる姿に、視聴者は涙を堪えきれなかったことだろう。
指原莉乃、LE SSERAFIMらの言葉も名言ばかり
『WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE』には、スタジオキャストとして指原莉乃、LE SSERAFIMのSAKURAとKAZUHA、ILLITのIROHAとMOKA、ヒコロヒーが出演。同じ芸能界で活躍する実体験を交えた彼女たちの言葉もまた、心に刺さるものばかりだ。
最後のメンバーに選ばれるのは果たして誰なのか。今後世界で活躍すること間違いなしのガールズグループが誕生する記念すべき瞬間を、ぜひ見届けてほしい。
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