WD名古屋が第3セット17ー21と追いかける展開、相手のサーブを拾うと、まずはセッター・深津英臣のトスを佐藤駿一郎がスパイク。これが相手にブロックされると、深津が拾って、リベロ・渡辺俊介がトスを上げ、再び佐藤が打ち込んだものの、これも相手に完璧にブロックされてしまった。直後、佐藤はイラ立ちを隠せず、ネットを突き上げるようなアクション。この“八つ当たり”の行為をきっかけに、場内が騒然となってしまった。
直後、審判も笛を吹いて佐藤の行動に注意を促すと、渡辺もすぐに相手チームに向かって「申し訳ない」という意思表示をしながら手を挙げ、佐藤のユニフォームを掴んで味方のスポーツマンシップに欠いたアクションを咎めていた。しかし、どうやら熱くなっていたのは佐藤だけではなく、深津が広島サンダーズのミドルブロッカー・西本圭吾に向かって何やら声をかけている様子。これに西本も応える形で両者がヒートアップしている中で審判は深津と広島の坂下純也を呼び寄せて落ち着くようになだめ、その場を収めた。
その後も西本は納得のいかない表情を見せていたが、この状況について解説を務めた元日本代表の古賀幸一郎は「おそらく、ブロックを止めた後のリアクションじゃないですかね」と説明。実は、この一つ前のラリーでも、佐藤のアタックを西本がブロックして、直後に広島のミドルブロッカーはおどけた様子で歓喜。続け様にブロックされた佐藤からすると、おちょくられているように感じられたのか、ムキになる感情を抑えきれないようだった。
このシーンにはファンもリアクションを寄せ、SNSでは「西本激オコ案件」「オミさんが守ってくれたね」「ネットに八つ当たりした時にたぶん何か言っちゃったのかと」「深津先輩に噛み付く西本ヒヤヒヤするな」と注目する声と共に、「佐藤がネットを引っ張るのはブロックされて自分にイライラしただけだろ」「ただネット引っ張ったくらいでごちゃごちゃ言われるのもな」「悔しくてネット引っ張るぐらい許したれ」と、佐藤を擁護する声なども寄せられていた。
なお、試合はこのセットを落としたWD名古屋が1―2と追い込まれたものの、第4セットを取り返してフルセットに持ち込み、最後は第5セット16―14で制して連勝。昨季に続きCS準決勝に駒を進めたWD名古屋は、5月9日にSVリーグ初代王者・サントリーサンバーズ大阪との第1戦に臨む。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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