今回の新ドラフトルールは、そんな畠山八段にとって大きなチャンスと映っている。「関西将棋会館の棋士室にすごく熱心に来ている棋士もいるので、地域の監督としてはそういう棋士を優先的に指名しないといけないのかなと。今回のシステムは素晴らしいシステムだなと思ってます」と、日々研鑽を積む棋士たちに光が当たることを喜んだ。
しかし、指名戦略には頭を悩ませている。「ファンの方はやっぱりトッププロを見たいと思うんですけど、旧将棋会館時代からの棋士室の常連みたいなチームで固めた方がいいのか、トッププロと棋風が合う棋士を指名した方がいいのか、まだ迷ってます」と、情熱と実力のバランスで揺れる親心を覗かせた。
チーム名「サウスゴッツ大阪」には、近畿南部(奈良・和歌山)を表すサウスと、大阪らしい力強さを表す「ごっつ」という言葉を合わせた。「大阪の『ごっつ』イメージを出せるメンバーでそういう将棋が指せれば」と、迫力ある戦いを思い描く。
「関西だとネットやAIの時代になってもみんなで集まって遠慮なく言い合って強くなるという空気が、独特の空気だと思うんで。控え室もそういった空気になるメンバーでと思ってるんです」と語る畠山八段。5月9日のドラフト会議で、関西将棋界の熱き魂を体現する最強の「ごっつ」軍団を結成する。
◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロック(関東・関西は各2チーム)に分けた全8チームによって競う団体戦。各チームは8名の監督と、ドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成され、総勢40名が地域の威信をかけて戦う。5月下旬から予選がスタートし、勝ち上がったチームによる準決勝および決勝戦は8月に生中継で実施される。
(ABEMA/将棋チャンネルより)



