一泊二日の過酷な野営生活を通じ、フワちゃんには内面的な変化も訪れていた。道なき急斜面を登り、泥だらけになって崖を滑り降りる。そんな自力での営みを経て、河原でおにぎりを頬張った彼女は「スタッフさんが用意した現場に甘えて楽してる。キツイことが楽しいって、早く気づけばよかった」と吐露。都会の収録現場で染み付いた姿勢を省みつつ、大自然の懐で一人の人間に立ち返ることで、凝り固まった心が少しずつ解きほぐされていった。
野営を終えた翌朝、フワちゃんは「いつの間にか携帯見てなかったし、いつの間にかグミ食べてなかったし…。こういう環境で情報ばっか追わずに話すことで気づいた自分の考え方もあるし、吸収できた人の生き方もあるしっていうので、振り返ってみたらデトックスしてました」と、晴れやかな笑顔を見せた。反省の念を抱えながらも、仲間たちの言葉に支えられ、泥を拭って新しい夢へと向かう彼女の瞳には、都会では決して見せない力強い光が宿っていた。
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