■移住の成否を分ける“目的の明確化”
3000件以上の相談を受けてきた移住専門のファイナンシャルプランナー・仲西康至氏は、移住が成功する人の特徴として、「目的が明確であること」を第一に挙げた。「何をしに来たのかわからない人は、地域の人も受け入れにくい。田舎の人は必ず『なぜこんな何もないところに来たのか』と質問する。そのときに明確に答えられれば不信感は解ける」。
徳田氏は「自分はここで定住するという意思を明らかにしていた。若いやつが来て、定住する意思があるなら応援しようという空気を感じた」との実体験を語った。
都会に疲れてゆっくり暮らしたい、あるいは家賃が安いからリモートワークで静かに暮らしたいといった理由では受け入れられないのか。仲西氏は「自分の夢を、自分の好きなタイミングで、好きな場所で叶えることが移住だ。夢があることは大事だが、大きな街と小さな街では受け入れ体制も変わる。引っ越しとして割り切るならそれでも問題はない」と、個人のライフスタイルに合わせた選択の重要性を説いた。
■地域の“砦”としてのコミュニケーション
