盤上をかき乱す“フィッシャー巧者”たちが、中国・四国に大集結した。5月9日に放送された『JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026』のドラフト会議。新監督に就任した中国・四国ナヴィセトスの糸谷哲郎九段(37)が、抜群の適性を持つ個性派棋士たちを次々と指名し、波乱の予感漂う強力なチームを作り上げた。
本大会は、2018年開始の『ABEMAトーナメント』と、2024年の『地域対抗戦』が融合した「ABEMA」オリジナル対局企画の新シリーズ。全国を6つの地域ブロック(関東・関西は各2チーム)全8チームに分け、1チーム5名、計40名の棋士たちが地域の威信をかけて戦う。各チームのメンバーは、この日のドラフト会議で監督によって指名された。
事前インタビューで「安定してフィッシャールールで勝たれている方を狙いたい」と語っていた糸谷監督。地域ドラフトでは、振り飛車党のエースで岡山県在住の菅井竜也八段(34)と、香川県出身で若手ながら圧倒的な成績を残す藤本渚七段(20)を指名。前回からの主力をしっかりと固め、盤石の土台を築いた。
「多少メンバーは変わりましたが、皆さん個性的ということは変わらない」
