将棋ファンの心を熱くする、超・個性派集団が産声を上げた。5月9日に放送された『JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026』ドラフト会議で、ノース・トラッズ神戸の谷川浩司十七世名人(64)が、東西を代表する独創的な棋士たちを次々と指名し、「とても満足なドラフト」と満面の笑みを見せた。
本大会は、スピード感あふれる『ABEMAトーナメント』と、地域を背負って戦う『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国6地域・全8チームに分かれた計40名の棋士が、団体戦で覇を競う。チームメンバーは、地域内から選ぶ「地域ドラフト」と、タイトルホルダーらを含む全棋士から選ぶ「オープンドラフト」の2段階で監督により指名された。
地域ドラフトにおいて、谷川監督は昨年チームを初の予選突破に導いた京都府出身の佐藤康光九段(56)と、兵庫県出身でフィッシャールールで圧倒的な経験値を誇る稲葉陽八段(37)を指名。「関西でも平和に収まったかな」と、狙い通りの展開に胸を撫で下ろした。そしてオープンドラフトでは、念願だったという「くじ引き」で中部・杉本監督との競合を制し、豊島将之九段(36)の交渉権を見事に獲得した。
「勝負もそうですけれども、将棋の内容にもご注目いただければ」
