試合は開始からロックアップのレスリング攻防、ハードヒットなエルボー合戦でヒートアップ。ASUKAがアスカロックや逆十字でイヨを攻め立てたが中盤、アナウンステーブル上での攻防で流れが一変する。
ASUKAのポイズンミストをイヨがアナウンス資料を盾にして封じて見せた。ASUKAの十八番、イヨにとっての鬼門を封じたイヨは一気に勢いづく。場外“クロスボディ”から”アサイ・ムーンサルト”と得意の空中殺法で主導権を握ると、最後は”オーバー・ザ・ムーンサルト”をクリーンヒットさせカウント・スリー。1年半近く続いた抗争に、ついに終止符を打った。
試合後、イヨは深々と頭を下げてASUKAへのリスペクトを態度で示す。これを見たASUKAは突如、顔をくしゃくしゃにして涙。騙し討ちのミストも、当然ながらカイリ・セインの登場もなく、ASUKAは素直に涙のハグとキスでイヨを祝福した。
そんな感動の場面で、一人の熱烈な女性ファンの振る舞いに注目が集まった。
「カイリに正義を」
それは、ここまで二人のストーリーのキーパーソンとみられながらも、突如の退団で波紋を広げていたカイリ・セインの処遇に対する女性ファンが掲げたパンチの効いた日本語によるメッセージボードだった。
先月のレッスルマニア翌日に行われたRAWに出場するも、直後に発表されたカイリの退団を巡ってはユニバースの間で様々な憶測が流れた。発表後のRAWで「We Want Kairi」の大チャントが発生したり、SNS上で「#WeWantKairi」なる復帰を願う署名活動なども行われた。
カイリ自身は先月26日に自身のSNSで「私は…私のタイミングで出航します。それまで…愛しています」と惜別のメッセージを投稿したが、この決着の場にカイリの姿はなく、改めてカイリの人気ぶりが浮き彫りとなる一幕だった。この決着を経て、イヨ、そしてASUKAの今後の新たなストーリーに注目が集まる。(ABEMA/WWE『BACK LASH』)
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