5月9日放送の『JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026』ドラフト会議において、ルシーグ横浜の森内俊之九段(55)が盤上さながらの“剛腕”を見せつけた。オープンドラフトで競合となった伊藤匠二冠(叡王、王座、23)をくじ引きで引き当てるなど、緻密な戦略と勝負強さが光る指名で、会場を大きくどよめかせた。
『JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026』は、超早指しの『ABEMAトーナメント』と、地域を背負って戦う『地域対抗戦』が融合したオリジナル対局企画の新シリーズ。全国6地域・全8チームに分かれた計40名の棋士が、1チーム5名体制で激突する。運命のドラフト会議は、所属地域から選ぶ「地域ドラフト」と、全棋士から選ぶ「オープンドラフト」の2段階で行われた。
事前インタビューで「真っ白な気持ちで優勝を」と語っていた森内九段。その言葉通り、地域ドラフトではフレッシュな若手を抜擢した。1巡目では詰将棋解答選手権で圧倒的な実力を誇る東京都出身・岩村凛太朗四段(19)を指名。2巡目では永遠のライバル・羽生善治九段(55)とのくじ引き対決を制し、神奈川県出身で昨今躍進めざましい斎藤明日斗六段(27)の獲得に成功した。
「自分のイメージ通りの方を指名できました」
