「私個人はどちらでもいいんですけど、相手の人に1秒とかで入札されると、なんとなく気分悪いんで(笑)。多少は秒数を入れようかなと思っています」
この心理戦の難しさに、レジェンドも思わず苦笑いだ。一方、KOYOHD ノース・トラッズ神戸の監督、谷川浩司十七世名人(64)は、慎重な構えを見せる。「公式戦でも先手後手の差はあるので、入札は新しい調整の試み」と評価しつつも、「棋士に任せようとは思っていますが、やっぱり結構時間がある方がいいかな」と、時間の重要性を強調した。
盤上に駒を並べる前から、すでに戦いは始まっている。羽生監督の「気分」を左右するような、1秒を巡る奇襲は果たして現れるのか。
◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロック(関東・関西は各2チーム)に分けた全8チームによって競う団体戦。各チームは8名の監督と、ドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成され、総勢40名が地域の威信をかけて戦う。5月30日から予選がスタートし、勝ち上がったチームによる準決勝および決勝戦は8月に生中継で実施される。
(ABEMA/将棋チャンネルより)


