15日、衆議院安全保障委員会において、日本維新の会の西田薫議員が、人気漫画『鬼滅の刃』の名ゼリフを引用し、日本の国防の自立性をめぐり小泉進次郎防衛大臣に質問した。
【映像】鬼滅への高い熱量に「国会で笑い」の瞬間(実際の様子)
西田議員は「(小泉)大臣、『鬼滅の刃』をご存知ですか?」と切り出し、水柱・冨岡義勇が主人公の炭治郎に放った「生殺与奪の権を他人に握らせるな」という一節を熱っぽく紹介。委員会室内で笑いが起きる中、「今の日本の現状は自分たちの存続を他国に任せてしまっている。憲法前文にある『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し、我らの安全と生存を保持する』と、他国に委ねてしまっているのがあり、そういった部分も見直していかないといけない」と訴えた。
さらに西田議員は、自衛官の充足率不足をカバーする手段として「無人アセット(無人機)」の活用を提言。ロボットによる大規模侵略の可能性に触れつつ、隊員の安全確保の観点からも無人機の重要性を強調した。
これに対し、小泉防衛大臣は「全く思いは同じ」と応じ、ドローン戦の過酷な現状に危機感を示した。
「報道によりますと、ロシアからウクライナに放たれたドローンは1000機を超える。そして、今、中東においても、ある国に向けられているドローンは2000機を超えています。このスケールで今行われてることを考えた時に、無人アセットを海外から調達するだけではなく自前で作り、そして足りなくなったらさらに追加で生産ができる。こういった一定の余裕のある体力を防衛産業がもたなければ我が国の防衛は成り立たないといった危機感です。今後もそういったことも含めてご理解、国民の皆様からも幅広くいただけるように丁寧に説明をしていきたいと思っております」と、国産化への強い意欲を語った。『鬼滅の刃』を知っているかどうかや生殺与奪の権に関することについては答弁で触れなかった。
(ABEMA NEWS)

