5月16日、後楽園ホール「RISE198」でグンター・カルンダ(コンゴ/ReBORN経堂)とパク・ソンジュ(韓国/TEAM TEPPEN)が対戦。試合は序盤から荒れ、グンターのローブロー、パクの鉄槌による後頭部反則と中断が続いたが、3ラウンドTKOでグンターがパクを下し、ハプニング続きの試合を制した。だが、この試合の珍事は試合後のマイクアピールまで続いた。
フィニッシュも衝撃的だった。3ラウンド、パクの減点1から再開された直後、グンターの左フックがパクのテンプル付近に命中。被弾したパクは平静を装ってクリンチに逃れたが、約7秒の間を置いてゆらゆらと後退し、ロープに後頭部を打ちつけるように崩れ落ちた。レフェリーが倒れた後にストップをかける異例の裁定となり、ファンからはあまりにも危険な崩れ落ち方に「北斗神拳みたいだ」「遅れて効いてる」と動揺の声が広がった。倒した側のグンターも正座でパクの容態を見守り、勝利コール後は半泣きで頭を下げる場面も見られた。
物議を醸す試合内容もさることながら、勝利者マイクも衝撃的だった。グンターは「みなさん、こんばんは、ありがとう」と日本語で挨拶すると「あの〜会長・ナンバラ・タイトルマッチお願いします」と、片言ながらRISEライトヘビー級王者・南原健太への挑戦を直訴。
これで十分に伝わるのだが、ここでなぜか通訳がマイクを取り意気揚々と「みなさん、ありがとう。南原の試合がグンターがやりたいっす。それで宜しくお願いします!」と“大事なことなので二度”アピール。まさかの展開に会場からは笑いが起き、ファンからも「通訳になってねーよ」「そのまんまやんけw」「さっき聞いたわ」とツッコミの嵐となった。
実況陣も笑いを堪えていたが、「一応通訳が入ってというコメントになりましたが…」というアナウンサーの問いかけに放送席から「私、お笑いライブでも見に来ました? ほっこりしました(笑)」と小ボケが。さらに一馬も「日本語を日本語で通訳するという(笑)二度聞くとは思いませんでした」と爆笑。しかも若干失礼にダウングレードしたオマケもつくとあって、「これはおもろい」「面白すぎるだろ」「あの通訳ならオレもできる」などファンの反応はさまざまだった。
実は前日会見でも“カタコトにも程がある通訳”ぶりで「あの〜、なんだっけ〜」を連発し、場を困惑させたばかり。新たに「日本語トレース通訳」という新ジャンルを開発した格好で、ファンからはあまりにも濃すぎるキャラに「またこの通訳見たい」「この通訳はRIZINに取られるぞ…。」など、他団体流出まで懸念する声も上がった。
