WBC“無料放送”について主催者「今後、日本の考えを念頭に置きたい」 IOCも「広範な視聴者に届けることが責務」 文科大臣の要望に返答

速報,会見
松本洋平文部科学大臣
【映像】松本大臣「引き続きスポーツの振興に取り組む」
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 3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が、日本ではNetflixによる独占有料配信となり、地上波での無料放送がなかったことについて、松本洋平文部科学大臣が主催者に配慮を要望していたが、その返答が来たことを19日の記者会見で明らかにした。

【映像】松本大臣「引き続きスポーツの振興に取り組む」

 松本大臣は「国民のスポーツを見る機会について心配の声をいただいたことを踏まえまして、先月、冬季オリンピック競技大会及びWBCの主催者に対し、我が国の国民がスポーツを見る機会を確保するよう配慮を求める書簡を文部科学大臣名で発出したところです。今回、両者から返信がまいりました。国際オリンピック委員会(IOC)からは『広範な視聴者に届けることがIOCの責務である』として強く賛同する内容でした。WBCに関しましては『問題意識を共有いたしまして、今後の大会運営において日本の考えを念頭に置きたい』という内容でした」と披露し、「今回の書簡を通じて両機関に見る機会の確保の重要性が理解されたものと認識をしています」と述べた。

 続けて「今後も国内のスポーツ団体等と連携をし、国際競技団体等とのコミュニケーションを継続してまいります。加えてすでに発表していますとおり、明日20日にスポーツ庁と総務省が『スポーツを見る機会の確保及びスポーツ放映に関する検討会』の初会合を開催します。今回の国際競技団体等からの返信を含めまして、スポーツ放送に関する現状や海外情勢、関連制度、法令などについて有識者にご議論をいただき、論点を整理していくこととしています。こうした検討も通じ、文部科学省としては引き続きスポーツの振興に取り組んでまいります」と述べた。

 国民的に関心の高いスポーツを無料で視聴できる権利は「ユニバーサルアクセス権」と呼ばれ、欧州や韓国で法制化されているが、日本では法制化されていない。3月のWBCも韓国では無料で視聴できた。(ABEMA NEWS)

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