
致死率40%と言われるエボラ出血熱の感染が拡大しています。ウガンダ在住の日本人は番組の取材に対し、「移動制限がかかっている」と不安を口にしました。
【画像】延期が発表されたウガンダ「殉教者の日」式典 おととしの様子
現地邦人「検問や移動制限」
コンゴ民主共和国北東部の町ブニア。病院には支援物資が届き、マスクをする人の姿もあります。
街中には「エボラから身を守ろう」という横断幕が掲げられていました。
WHO テドロス事務局長
「(2つの国で)約600人感染し、139人死亡の疑い。今後も増え続けていくと予想している」
今、流行しているのは「ブンディブギョ型」というウイルスで、致死率は40%と言われています。
今のところ、治療薬はありません。ワクチンは開発が進められていますが、実用化までに半年以上かかるといいます。
ウガンダで農業支援などを行う日本人は…。
テラ・ルネッサンス
ウガンダ・カラモジャ事務所長
川島綾香さん
「きょうは何人感染が確認され、何人濃厚接触者が確認されたというアップデート(更新)は日々、全国ニュースでされている状況。ウガンダとコンゴの国境の検問が厳しくなったり、移動制限がかかったり、日常生活に制限が出てくる影響はある」
川島さんは活動の一環で、コンゴ民主共和国へ行くこともあるそうですが、公共交通機関の利用を避けているといいます。
数千人参加の式典延期
ウガンダでは来月3日が国民の祝日で、毎年数千人が集まる式典が行われますが、延期が発表されました。
川島さん
「神を思う気持ちはどこに持っていけばいいのかと、ニュースやSNSで言葉がみられる。(国民の祝日の)何カ月も前から準備して『私はこの日(首都)カンパラに向けて歩くぞ』と決めている方もいたと思うので、(式典延期は)すごくショックな出来事だと思う」
その一方で…。
「エボラはある意味、感染症の一つで毎年アウトブレイク(集団感染)が起こっている。スーパーや他のスタッフに電話して聞いてみたが、現地は『またか』『収まるだろう』という人が本当に多かった」
(2026年5月22日放送分より)
この記事の画像一覧
