超一流の殺し屋・下呂ヒカルが凄腕結婚詐欺師・城崎メイをアドバイザーに迎え、婚活ミッションに挑むTVアニメ『マリッジトキシン』。4月からカンテレ・フジテレビ系全国ネット毎週火曜よる11時〜“火アニバル!!”枠にて放送中の本作では、美術品専門泥棒の姫川杏子、大企業の次期社長の大学生・嬉野シオリをめぐるエピソードを通じて、下呂の婚活の奮闘が描かれてきた。
3人目の婚活相手として登場するのは、「獣使い」の血を引く傍系「ハムスター使い」の嵐山キミ恵。これまでの2人とは異なり、下呂を推す隠れファンで、感情の振れ幅も大きなキャラクターだ。
そんな嵐山を演じるのは、若手声優の白浜灯奈乃。本記事では、感情豊かな嵐山を演じる上で意識したことや、婚活に挑み着実に成長していく下呂の印象について伺ったインタビューの内容をお届けする。
——嵐山は見た目こそちょっとお姉さんではありますが、非常に感情表現豊かなキャラクターですよね。
白浜:そうですね。最初に原作を読ませていただいたとき、見た目も相まってお姉さんな印象が強かったのですが、意外にも私が素でいるところに嵐山を感じてくださったというご意見が(スタッフから)聞こえてきて。そこから、いわゆる色っぽさのあるお姉さん的なイメージに引っ張られすぎずに演じようと思って、すり合わせをしていきました。
——実際に演じられる上でディレクションなどもあったと思うのですが、意識されたのはどのようなポイントでしょうか。
白浜:嵐山はポーズもすごく特徴的な子なので、決めるところはしっかりと決めて、可愛く演じないようにとディレクションをいただきました。彼女の魅力的な部分は、生き様から出てくるのかなと思っていて、下呂くんの婚活相手という立場ですがヒロインだと思わないように演じるということは意識したかもしれません。
——確かに、原作を読んでいると「ガハハ」と豪快に笑う仕草も印象的でした。
白浜:いろいろな表情をしてくれるので、「ガハハ」という笑いもけっこう苦労しました。原作の笑い方を表現するのはとても難しかったです。原作の表情の持っている力がすごく強いですし、人一倍表情が動くところに魅力があるキャラクターだと思うので、それをできるだけ丁寧に拾いながらも、ずっとアクセルを踏み続けてしまうとそれはそれで窮屈になってしまうので、そこの塩梅に悩み、アドバイスをいただきながら演じた記憶があります。
——最終的にはお姉さん感を意識するというよりは、感情を優先して演じられたのでしょうか?
白浜:見た目はけっこうお姉さんに見えるのですが、年齢は姫川より下という設定を伺って、そこからお姉さんにしようという意識はあまりせずに、自分で思うように真っ直ぐ演じられるなと思いました。心の動きも素直ですし、そういう意味ではあどけなさもある子だと思っているので、その部分を大切にしつつ決めるときはビシッと決められるように意識しました。
「下呂の声がカッコよく聞こえる」
