【スーパーフォーミュラ】第5戦(決勝・5月24日/鈴鹿サーキット)
F1直下のカテゴリであるF2も経験しているトヨタの伏兵が、その素晴らしい実力と冴え渡るドライビングを見せつけ、スーパーフォーミュラで5年ぶり、ホンダから移籍後初となる優勝を勝ち取った。
福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)は、予選でチーム初のポールポジションを獲得すると、スタートからトップを守り続ける快走を見せた。2番手から追いかける岩佐が、福住に対してアンダーカットを仕掛けようと22周目でピットイン。それに合わせるように福住も次周にピットインしてタイヤを交換すると、岩佐の前でピットアウトした。岩佐はピットアウト後に坪井翔と太田格之進とのバトルを余儀なくされたが、その2人を制し、福住を追いかけ続ける。
27周目、岩佐は130Rで福住の真後ろにつけると、エンジン出力を一時的に上げるオーバーテイクシステム(OTS)を使用し、福住をオーバーテイクした。ここで岩佐がトップに立ったかと思われたが、福住は岩佐がOTSを使えない時間を逆手に取り、残りのOTSを使い切ってでも岩佐をオーバーテイクしようという作戦に出た。福住は200RからホームストレートまでOTSを使いっぱなしにし、ホームストレートで岩佐に並びかけ、そのまま岩佐を見事に抜き去った。その次周、岩佐も同じようにOTSを使用して、1コーナーで福住をオーバーテイクしようとしたものの、福住がイン側をがっちりブロックし、岩佐の目論見をしっかりと阻止した。
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