新導入の「心拍数」表示…盤上の鼓動を解剖する!“現役医学部生棋士”が徹底解説!急上昇を招く「3つの引き金」/将棋・ABEMA地域トーナメント2026

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 では、ただ座って考えている将棋の対局中に心拍数が上がるのはなぜか。獺ヶ口四段は「詰まされるかもしれないという 『危機』 、勝てそうだと感じる 『報酬』 、時間切迫による 『判断』 がトリガーになります」と断言する。これらを脳で処理する場面では、「脳から“交感神経を強く、副交感神経を弱くする働きかけ”が行われます」という。

 「“交感神経(アクセル)”が末端から放出するのが“ノルアドレナリン”です。ノルアドレナリンは心臓に作用することで心拍数があがります」と獺ヶ口四段。また、交感神経は副腎にも働きかけ、同様に心拍数を上げるアドレナリンを分泌させる。一方、ブレーキである“迷走神経”の働きが弱まることで、ブレーキも弱くなり心拍数が上昇する仕組みだ。

 ここで、脳がフル回転しているから酸素が必要になり心拍数が上がるのではないか、という疑問が浮かぶ。しかし獺ヶ口四段は「先を読む、記憶する、判断するというプロセスは、それ自体で心拍数の大きな上昇につながりません」と語る。読書や会話、一人で詰将棋を解く際も頭はフル回転するが、必ずしも心拍数が上がるわけではないという。

「詰将棋解答選手権の会場で詰将棋を解くとなったら…?」
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