王位戦初挑戦を決めた伊藤二冠だが、現在は斎藤慎太郎八段(33)の挑戦を受ける叡王戦の防衛戦とも掛け持ちする過酷なスケジュールに身を置いている。同シリーズは連勝の後に連敗を喫しており、5月31日には千葉県柏市で行われる最終第5局を控える真っ只中だ。
そして今回挑戦を決めた藤井王位とは、同学年のまさに“ライバル”。2023年10月に藤井王位が全八冠制覇を達成した際の竜王戦七番勝負でタイトル戦に初登場した伊藤二冠だったが、その際は4連敗。続く2024年の棋王戦五番勝負でも、開幕局の持将棋の後に3連敗と高い壁に跳ね返された。しかし、同年の叡王戦、そして翌2025年の王座戦の五番勝負では、いずれも3勝2敗のフルセットの末に藤井王位を破り、立て続けにタイトルを奪取している。
王位初挑戦を決めた伊藤二冠は、藤井王位との番勝負へ「開幕まで時間があるので、どういう風に戦うか考えて臨みたい」とコメント。「2日制はなかなか指せない舞台なので、一局一局大事に指したい」と意気込みを語った。
近年、将棋界の頂点を争う両者。注目の藤井王位との王位戦七番勝負は、7月4・5日に静岡県浜松市の「浜松八幡宮楠倶楽部」で開幕する。七番勝負の長丁場で二人が激突するのは、あの竜王戦以来。真夏の将棋界をさらに熱くする黄金カードから、ますます目が離せない。
<伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦七番勝負 日程・対局場>
第1局 7月4・5日(土・日)静岡県浜松市「浜松八幡宮楠倶楽部」
第2局 7月15・16日(水・木)兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」
第3局 7月29・30日(水・木)北海道登別市「祝いの宿 登別グランドホテル」
第4局 8月18・19日(火・水)長崎県長崎市「ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート」
第5局 8月26・27日(水・木)徳島県徳島市「渭水苑」
第6局 9月8・9日(火・水)神奈川県秦野市「元湯陣屋」
第7局 9月28・29日(月・火)山梨県甲府市「常磐ホテル」
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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