ラケル&ロクサーヌが、"ジャッジメント・デイ"の仲間リヴとドムを引き連れて入場した時点で、絵面はすでにきな臭かった。特にリヴは先週も同じ場面で同じ手口を使い、レフェリーのジェシカ・カーにバレて叱責〜退場処分を受けている要注意人物である。
試合自体はパワーのラケルとテクニックのロクサーヌがベイリー&ライラを孤立させる王道のヒールタッグ連携が冴える展開。試合が動いたのは終盤だった。ライラがロクサーヌをカバーしようとしたその瞬間、リングサイドのリヴがロクサーヌの足をロープに引っかけて強制ブレイクで介入。
しかし今週のレフェリーであるデレク・サンダースもしっかり現行犯でリヴを見ていた。ファンの「見つかったな」の呟きを代弁するように、レフェリーが即座にリヴを指差し、「何しとんや!」とお怒りモードから野球の審判のような振りかぶりで「退場!」を宣告した。もはや恒例行事となった、リヴの仰け反ってから「何で退場なのよ!」の逆ギレリアクションもどこかむなしい。コミカル極まりない往生際の悪さに、観客はブーイングと爆笑状態。それでもあきらめ悪くエプロンサイドで詰め寄るリヴに、レフェリーは問答無用のレッドカードを突きつけた。
これにはABEMA実況の塩野潤二アナウンサーも「おーっと退場。また今週も退場!」とコール。ファンも「丸見えw」「そらばれるわ」「やけに盛り上がる退場」など騒然となった。
不満顔で追いやられるリヴだが受難はここでは終わらない。リング下にいたベイリーが追いすがり、フォアアームを叩き込んで踏んだり蹴ったりの追い打ち。一方、リーダーのリヴ退場で作戦を託されたドミニク・ミステリオはエプロンでレフェリーの目を引きつけ凶器のベルトをリング内にトスする奇策に出たが、ベイリーに発見されベルトの綱引きの最中、当のドムが自らベルトの直撃を浴びる始末。
混乱を逆手に取ったベイリーがロクサーヌをロールアップで3カウント。ベイリー&ライラが女子タッグ次期挑戦権争いに名乗りを上げる結果となった。もはやお約束となったリヴのコミカルな退場劇から、ドムのオウンゴール的自爆まで、ジャッジメント・デイ陣営の介入は今週もすべて裏目に出た。(ABEMA/WWE『RAW』)
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