一方、ジャーナリストの青山和弘氏は、宮沢氏が新党をつくる上での大きな問題を指摘する。「宮沢氏は保守政治家を自認し、今回も『保守勢力の結集』という言い方をしている。保守勢力という意味では、日本保守党とか参政党とか、一体こういった政党と何が違うのか。ここがやっぱりはっきりすることが何よりも大事だ」。
乱立する保守系勢力の中でも、特に成功例として、青山氏は参政党を挙げる。「やはり彼らが掲げた“日本人ファースト”というキャッチコピーが人々の気持ちに刺さった。忘れてはいけないのは、参政党は実は全国組織を持っている。都市部だけでなくて、いろいろな地域にそれぞれ参政党の会があり、ちゃんと党費を納めた会員がいて、そこから候補者を立てることができる。候補者が少なければいくら人気が一時期あったとしても、そんなに勝つことはできない」。
そうした参政党の状況も踏まえ、青山氏はそもそも新しい政党を作ること自体が難しいと指摘する。「政党を作るというのはものすごくお金もかかるし、人もいる。まず(政党に)一人では何の活動もできない。党本部をどうするのか、党職員はいるのか、これから何を目指していくのか」。
そして、「既存の政党に対するアンチテーゼという理由はわからなくはないが、それには『何が駄目で、何を新しく実現したいのか』がはっきりしていないと、有権者は“創生党”に入れる理由がない。そこをはっきりしてほしいし、一体何が新しい理念なのかを聞いてみたい」と語った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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