包丁目当てに訪日 世界に評判“抜群の切れ味” 受け継がれる日本刀の技術

包丁目当てに訪日 世界に評判“抜群の切れ味” 受け継がれる日本刀の技術
この記事の写真をみる(7枚)

 日本の包丁を目当てに、日本を訪れる外国人観光客が増えています。見た目の美しさや鋭い切れ味が、海外のプロの料理人からも支持されています。

【画像】日本の包丁ならではの切れ味

世界に評判“抜群の切れ味”

 東京・浅草の合羽橋に多くの観光客が訪れる店がありました。

貴和美
拡大する

 700種類以上の包丁を取り扱う、刃物専門店「貴和美」。海外の客が手に取るのは、日本の包丁です。

アメリカ カリフォルニアから来た人
「日本の包丁は美しいです」

貴和美 安達子勇社長
拡大する

貴和美 安達子勇社長
「海外の本職の方、フランスのシェフなどが来られて、そこで1本買っていただいたお客様が口コミで広げた。うちでは大体7~8割は海外のお客様になっていますね」

 武士の時代が長く続き、刀の技術を発展させてきた日本。その伝統を受け継いだ、日本の包丁ならではの切れ味が支持を得ています。

「日本の包丁は砥石を使う」
拡大する

「(欧米では)砥(と)ぎ棒に刃先を当てて、刃をギザギザにして、切るというよりノコギリのように「削る」というのが多い。対して日本の包丁は砥石(といし)を使う。とにかく(刃を)薄くすることが目的」

 店頭での試し切りでは、訪れたお客も思わず顔をほころばせました。

受け継がれる日本刀の技術

 日本の包丁に魅せられ、海を渡ってきた人もいます。フランス人のエリック・シュバリエさん。刃物について勉強を重ねる中で、自らも職人になりたいと修業を始めました。

エリック・シュバリエさん
拡大する

「昔ながらの修業は見習いですから、親方は何も教えてくれない。夜5時に家に帰ってゆっくりしてた。妻が教えてくれました。『弟子は夜練習する』って」

 日本独自の文化に苦戦しながらも、少しずつ親方と心を通わせていきました。

「一回『刀みたいに(鉄を伸ばす)練習をして』と言われて、鉄の塊を機械を使わずに手だけで伸ばして。頼まれた時はすごくうれしかったですね」

自身の工房を設立
拡大する

 修業開始から5年経った去年、ついに自らの工房「de sakai」を構えたエリックさん。

「伝統はシンプルな生活。シンプルな人間がやること」

 たどってきた歴史や伝統が、海外の客の心を捉えます。

「包丁にどんなストーリーがあるのか」
拡大する

安達社長
「海外のお客様でこの包丁にはどんなストーリーがあるのかとか、誰が作ったのか・どこで作られたのかというのを気にされる方はかなり多い」

(2026年6月4日放送分より)

この記事の画像一覧
外部リンク
この記事の写真をみる(7枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る