「なんで心壊れなかったんですか?」「壊れました。やっぱり」6月5日に放送された『東出昌大の野営デトックス』第5回。深夜の激しい雨が東屋の屋根を叩くなか、俳優・東出昌大(38)が、ゲストの戦場カメラマン・渡部陽一(53)から明かされた紛争地の「極限の狂気」と、自身の心の崩壊というあまりにも壮絶な告白を前に、言葉を失い絶句する一幕があった。
対話のきっかけは、同じくゲストとして参加していた編集者・箕輪厚介(40)の「どこかで発言を目的にしている自分がいるんじゃないか。境目が分からないじゃないですか?初期の戦場カメラマンって今のYouTuberな気がして。『ヤバい場所に行く』という発信や刺激そのものが目的になる境界線に、どう折り合いをつけているのか」という問いかけだった。渡部は「そのエンジンは自分にもある」と認めつつも、34年間カメラを回し続けられた理由を、30歳のときに経験したイラク戦争を機に生まれた「そこに暮らす人々にまた会いに行きたい」という切実な繋がりだと語った。
東出から「他の紛争地よりも、より人間の底を知ったような残酷さがあったのか」と、痛みに配慮しながら投げかけられた質問に対し、渡部は静かに最前線で目撃してきた目を背けたくなるような現実を語り始めた。
「自分の子供の命を奪った人たちが、すぐ目の前で…」渡部が見た残酷な光景

