
北海道旭川市で、17歳の女子高校生を橋から転落させ、殺害した罪などに問われている内田梨瑚被告(23)への被告人質問が行われ、内田被告は遺族に謝罪しました。
「人生奪い申し訳ない」涙で謝罪も殺意は改めて否定 旭川高校生殺害 最後の被告人質問

内田被告
「私の身勝手な非常識な言動によって、被害者を再三傷つけ、苦しませ、これからの人生を奪ってしまい、本当に申し訳ございません。これからも自分の罪と向き合って、まずは自分にできる償いを見つけていって、受刑生活を真面目につとめます」
涙ながらに言い終わると、傍聴席の遺族に向かい、20秒ほど頭を下げました。遺族への謝罪はこれが初めてです。

内田被告は、監禁の罪は認めたものの、殺人罪などは一貫して否認しています。

内田被告
「取り調べ中は、やっていないことはやっていないと訴えることに必死で、被害者の気持ちを考えられませんでした。拘置所に移って、1人で過ごすうちに、被害者を亡くならせてしまった責任と向き合うようになりました」
検察側は、冒頭陳述で「落ちろ」「死ね」などと何度も怒鳴るなどしたことが、殺害の実行行為にあたると指摘しています。
午後には、遺族の代理人弁護士が質問し、「私の責任」と発言した真意を問いました。
遺族の代理人弁護士
「被害者を殺していないという主張をしていますが、『すべて私の責任』と言ったのは、なぜ?」
内田被告
「被害者に対する殺意は全くありません。橋の上で落下させてもいません。ですが、被害者が亡くなってしまったことは、私が被害者と合流して、被害者を苦しめた結果だと思います」

死亡させた責任はあるが、「落としてはいない」と主張しました。
遺族の代理人弁護士
「被害者に非があると、いまも思っていますか」
内田被告
「このような結果になってしまったのは、いまは私の責任だと思いますが、もし、被害者が誰か1人でも一緒に来ていたら、もし、何か違っていたら、旭川に連れて来ることもなかったと思います」
「判決を受け入れる心の準備はあるか」と聞かれた内田被告。

内田被告
「判決の内容によって変わると思います」
被告人質問は終わり、8日に検察からの求刑が予定されています。
