テニスの「全仏オープン」は6月4日(日本時間5日)、車いすの部・男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位の小田凱人が登場した。世界ランク16位のダニエル・ロドリゲス(ブラジル)を6-1、6-1のストレートで一蹴。圧倒的な強さで5年連続5度目のベスト4進出を決め、大会4連覇の大偉業まであと2勝に迫った。なんでも打ち返してしまう王者の鉄壁ぶりに、対戦相手が見せた“ガックリ”とうなだれる絶望リアクションが話題を呼んでいる。
20歳にして絶対王者に君臨する小田にとって、全仏オープンは過去3年にわたって連続優勝を飾っている大得意の舞台だ。5年連続5度目の出場となる今大会でも、その強さは際立っている。39歳のベテラン、ロドリゲスと激突したこの日は、ファーストサービス時のポイント獲得率で69パーセントという安定した数字をマーク。相手のブレークを各セットわずか1度ずつに封じ込めると、リターンゲームではなんと「全ゲームでブレーク奪取」という驚異的な決定力を発揮し、一切の付け入る隙を与えない完勝劇を演じた。
コースを突いて攻め込んでも「全部返される」
