■東京都が10年ぶりに出生数増、その背景にある支援事業
10年ぶりに出生数が増加した東京都はこれまで、「018サポート」や「赤ちゃんファースト」、医療費や無痛分娩の費用の助成、保育料や公立小中学校の給食費の無償化など、出産や子育てへの様々な支援事業を進めてきた。
東京都の支援の一つである「赤ちゃんファースト」は、10万〜15万円相当の育児用品やサービスが支給される仕組みだ。自身も2022年に2人目を出産し、この支援を受けたという三輪氏は、当時の体験を次のように語る。
「『赤ちゃんファースト』はすごく助かったし、実際ほとんど全部使った。これはクーポンのようなものでポイントをもらって、そのポイントの範囲でカタログギフトのような感じで選べる」(三輪氏、以下同)
助かったと振り返る一方で、サービスの仕組みについての課題も指摘する。
「その時期に欲しいもの、例えばオムツであったり、自分のケア用品などが選べるものの、選択肢がかなり多いとはいえ、限られてはいる。また、お金を配らずにモノにすることで、そこに事業者として入り込みたい人も絶対に出てきてしまうし、サービスの受け手としても『本当はもうちょっと違うものが欲しい』と思う部分もある。いいのかな、って思いながら使わせてもらった」
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