計量オーバーのネリ、“踏んだり蹴ったり”の裏舞台 “前代未聞”のドタバタ劇も

3150 FIGHT
【写真・画像】 1枚目
【映像】体重超過のネリが口にした「まさか」の飲み物

 元世界2階級制覇王者のルイス・ネリ(31・メキシコ)が元世界3階級制覇王者ジョンリエル・カシメロ(37・フィリピン)との注目の“悪童対決”を前に、また計量オーバーの“ひと騒動”を起こした。対戦相手のカシメロは一発クリアであり、この試合に限らず他のボクサーも規定に沿って厳しい減量をクリアしてリングに立っているため、言い訳は許されない状況ではあるものの、どうやら“踏んだり蹴ったり”の裏舞台もあったようだ。

【映像】体重超過のネリが口にした「まさか」の飲み物

 6日、「3150FIGHT 10」での一戦を前に愛知県国際展示場で前日計量に臨んだ両者。契約体重56.2キロに対してネリは1.5キロ超過の57.7キロ。一方の対戦相手のカシメロは200グラム下回る56.0キロで一発クリアした。

 その後、2時間の猶予を経て行われたネリの再計量でもネリは1.4キロ超過の57.6キロにとどまった。ネリには試合当日の午前8時に当日計量が義務づけられ、契約体重から10ポンド(約4.5キロ)重い60.8キロを超えた場合に罰金が科されるものの、試合自体は予定通り行われるという。

 ネリと計量といえば、WBC世界バンタム級王者時代の2018年3月、山中慎介との初防衛戦で体重超過。ネリが勝つか引き分けで王座は空位、山中が勝てば王座獲得の条件で行われた結果、ネリのTKO勝ちで王座は空位となった。日本ボクシングファンにとっては何とも苦い思い出と経緯がある。

 そんなネリにも不運はあった。運営スタッフによると、ビザ発給が遅れたために日本の到着予定が30日から31日になった。それにより29日の出発予定が30日発の飛行機となったが、その30日出発予定便が機体トラブルによる欠航。31日にメキシコ発に変更するも、その便が遅延。メキシコ・ティファナから車で米・サンディエゴへ向かってサンフランシスコ、ハワイ、成田空港を経てようやく1日夜、中部国際空港に到着した。それだけではなかった。サンフランシスコでまさかのロストバゲージ。いまも練習道具の一式が届かないというネリにとっては非常事態である。

 この状況はネリにとって確かに不運ではあるが、言い訳にはならない。ひとまず明日朝の当日計量、そしてカシメロとの試合に注目したい。

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