「クマよけスプレーは間に合わない」クマと戦い生還した男性が開発した「クマ撃退ポール」に注文殺到、警察も異例の導入

(2/2) 記事の先頭へ戻る

 開発したきっかけは、2023年に佐藤氏が山林でキノコ採りをしている最中にクマに襲われたことだった。しかも、遭遇したのは親子のクマ。木の棒で応戦し、九死に一生を得た。しかし、「ひじに3個穴を開けた。ガチってかじってすぐバッて放したので、傷口もきれいで。ただ3センチぐらいの穴が開いて、頚動脈は外れていたので軽傷だった」と振り返る。

 死の淵から生還した佐藤氏が学んだことは、「クマと距離を取る」ことの大切さだった。「 (クマは)掴むんですよ。棒を。運動神経がいいので。その棒を掴んだ時に、それを振りほどこうと思ってこうやる(腕を上げる)じゃないですか。クマにパって内に入られる。だから掴まれないように突くしかない」。

 クマと格闘するという極限状態で気づきを得たことが、「クマ撃退ポール」の開発につながったという。

「クマよけスプレーとかは間に合わない。怒っているクマは猟銃の音に対しても襲ってくる。意味がない。爆竹とか鳴り物は。フェイスガード付きのヘルメットをかぶって、距離を取るものを持って『何だコラ!』って言うしかない。気合で、空元気で」

 軽量化を図りカスタムを加え、現在「クマ撃退ポール」はあわせて7種類。ふるさと納税の返礼品にもなっている。「実際に襲われてやっていることなので、世の中の役に立てばいいと思っている」。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(13枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る