テニスの「全仏オープン」は6月5日(日本時間6日)、女子ダブルス準決勝が行われ、青山修子/リャン・エンシュオ(台湾)組が登場した。第2シードのA・ダニリナ(カザフスタン)/A・クルニッチ(セルビア)組と激突し、5-7、2-6のストレートで敗戦。惜しくも決勝進出は逃したものの、試合序盤に青山のパートナーが見せた超ハイレベルな“ボレー合戦”が観客の度肝を抜いた。
【映像】反応できる!? コンマ秒レベルの“ボレー合戦”(実際の映像)
会場が最も熱狂の渦に包まれたのは、序盤でのワンシーンだ。青山とコンビを組むリャンが、ネット際で相手選手と壮絶なボレーの応酬を展開。瞬きすら許されない、コンマ秒レベルの反射神経と瞬時の判断力が求められる極限の打ち合いを繰り広げた。このワールドクラスの超高速ラリーに、客席からは思わず「ワオ〜!」という感嘆のどよめきが沸き起こり、プレー直後には両ペアの健闘を称える割れんばかりの拍手が降り注ぎ、大きな盛り上がりを見せた。
強豪シードペアとの大一番、試合は第1セットから激しく動いた。青山・リャン組は第2ゲームで幸先よく先にブレークを奪い主導権を握りかけたが、第7ゲームで相手の反撃に遭いブレークバックを許してしまう。そのまま競り合いとなった終盤の第11ゲームで手痛い2度目のブレークを献上し、先行される展開に。巻き返しを図りたい第2セットだったが、第1サーブが入った際のポイント獲得率が50パーセントに留まるなど苦戦。相手の鋭い攻めの前に2度のブレークを許す一方で、自身らはリターンゲームでチャンスを活かしきれず、力尽きる結果となった。
パリの赤土で強烈なインパクトを残した2人のプレー
