テニスの「全仏オープン」は6月5日(日本時間6日)、男子シングルス準決勝が行われ、世界ランク3位で第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が登場した。同27位で第26シードのヤクブ・メンシク(チェコ)との白熱した激闘を7-5、6-2、3-6、6-3で制し、2年ぶり2度目となる決勝の舞台へ進出。長年追い求めてきた悲願のグランドスラム初制覇に、いよいよ“王手”をかけた。
決勝への切符を争う相手は、勢いに乗る20歳の若武者メンシク。第1セットは互いに譲らない展開となったが、第8ゲームで迎えた3度のブレークのピンチを王者の意地で凌ぎ切ると、終盤の第11ゲームで値千金のブレークを奪って先取する。この勝負強さで完全に波に乗ったズベレフは、続く第2セットで圧倒的なパフォーマンスを披露した。第1サーブが入った際のポイント獲得率で驚異の93パーセントを叩き出し、相手にブレークポイントすら握らせない完璧なサービスゲームを展開。リターンでもきっちりと2度のブレークに成功し、あっという間に勝利へリーチをかけた。
「ズベレフに最大のチャンス」「ズベレフ…獲るなら今しかないぞ…」
