第3セットは第6ゲームでこの試合初めてサービスを破られ、若き才能の反撃に遭って1セットを失ってしまう。それでも、29歳となった実力者は崩れなかった。勝負の第4セット、第2ゲームでブレークポイントのチャンスを掴むと、コートの角度を鋭く突いた見事なリターンで相手のミスを誘発してリードを奪取。この虎の子の1ブレークを最後まで死守し、熱戦に終止符を打った。11年連続11度目の全仏参戦で、2024年の準優勝という自己最高成績を超える絶好のチャンスが到来。四大大会での決勝進出は昨年の全豪オープン以来通算4度目となるが、過去3度の決勝はすべて準優勝と苦杯をなめてきただけに、今大会にかける思いは並々ならぬものがある。
幾多の苦難を乗り越え、ついに悲願達成の目前まで迫った姿に、SNS上のテニスファンもドキドキを隠せない。ネット上では「相変わらずズベレフのリターン深いなぁ」とその卓越した技術を称賛する声とともに、「ズベレフに最大のチャンス」「ズベレフ…獲るなら今しかないぞ…」と大舞台での戴冠を力強く後押しするコメントが殺到。「ズベレフほどグランドスラム取ってほしい選手いないかも」「心の底から応援します」と、幾度も涙を飲んできた名手へ寄り添う熱いエールが溢れ返っている。最高の仕上がりを見せている実力者は、最後の大一番でついに勝利の女神を振り向かせるのか。世界中がその瞬間に熱視線を送っている。
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