初回から予想外のダウンラッシュ 会場のボルテージは上がりっぱなし
その後もABEMA解説・田中恒成の「当たるたびに倒れる」というコメントどおり、ネリは試合再開後にも一発を貰い三度のダウン。まさかの展開に会場は「おぉ」と沸いた。手負いのネリはコーナーを背に何とか耐え抜いたが、1ラウンドだけで前代未聞の3つのダウン献上。しかし「フリーノックダウン」制に救われる。
2ラウンドも開始1分、カシメロが動きの重いネリの打ち終わりにカウンターで右。これで早くも4度目のダウンを奪取。続く3ラウンドも終了間際に打ち下ろしの一撃で5度目のダウンと各ラウンドでダウンの山を積み上げて行く。
そして勝負が決した4ラウンド、すでに5ダウンを喫したネリは一発逆転狙い。カシメロの的確なパンチを被弾しながらも首を上下に動かし「かかってこいよ!」「効いてねぇ」と挑発。しかし、その直後だった。そんなネリにカシメロがこの日冴えわたった左フックを一閃。これをまともに被弾したネリはマットに沈み、大の字から両手に頭を乗せ、マウスピースを口から吐き出すように“諦めモード”でゴングを聞いた。
4ラウンド6ダウンで完勝のカシメロは、そんなネリを見下ろすように舌を出して「どんなもんじゃい」と威嚇。その後、コーナーに駆け上がり雄たけび。陣営の肩で担ぎ上げられ、完全勝利をアピールした。
まさかの展開にファンからは「凄いフックだった」「カシメロこんなに強いのか」とベテランの復活劇への称賛の声が多数。一方、またも計量オーバーでひと波乱を起こしたネリに対しては「ネリの動きが悪すぎる」「ネリには悪いがスカッとした」といった反響が多数寄せられていた。
1ラウンド“3ダウン”の大惨事から立て直し、2ラウンド以降は「効いてない」「倒れてない」と連呼してレフェリーにニヤつきながらアピールする余力をみせた“懲りない悪童”ネリだったが、試合を決めたカシメロの”怒りの一撃”にしばらく腰をマットに落としたまま茫然自失といった様子を浮かべていた。
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