テニスの「全仏オープン」は6月6日(日本時間7日)、車いすの部・男子シングルス決勝が行われ、世界ランク1位で第1シードの小田凱人が登場した。第2シードのアルフィー・ヒューエット(イギリス)を6-3、6-3のストレートで撃破。見事な完勝劇で大会4連覇を成し遂げるとともに、グランドスラム通算9度目の優勝という歴史的な大偉業を達成した。歓喜の瞬間、パリの空に響き渡った小田の凄まじい雄叫びが、激闘の終わりと新時代の到来を告げた。
決勝のコートで立ちはだかったのは、世界ランク2位につける28歳の宿敵ヒューエット。注目の頂上決戦は、小田が持ち味である攻撃的なテニスで圧倒した。サウスポーから放たれる豪速球は冴えに冴え渡り、相手のヒューエットが全く反応できず、ただ見送るしかない場面も多く見られた。
相手の反撃に遭って3度のブレークを許す局面もあったが、リターンゲームではそれを倍返しする怒涛の計6度のブレークを奪取。わずか1時間20分でライバルをねじ伏せた。今大会は初戦でG・リード(イギリス)、準々決勝でD・ロドリゲス(ブラジル)、そして準決勝で第3シードのM・デラプエンテ(スペイン)といった強豪たちを次々と薙ぎ倒しており、終わってみればその圧倒的な実力を証明する盤石のトーナメントとなった。
「流石に偉業達成しすぎて教科書載るだろレベル」
