マユリカの中谷は、同期のダンビラムーチョ大原からの「願ったことがすぐ叶う」能力を持つアイドルがいるというタレコミをきっかけに、恵比寿にある魔法学園コンカフェ発のアイドルグループ「純情のアフィリア」のメンバー・雨森セラさんに接触した。
雨森さんは「願ったことを実現させるっていう能力で、便宜上私は『RAS能力』って呼んでるんですけど」と語る。彼女の能力は凄まじく、近所に北京ダッグのお店ができてほしいなと思ったら北京ダックのお店が開店したり、海外のカジノにいる友人から電話越しに「ちょっと今カジノにいんねんけど、11出してくれへんか」と言われて念じたらピンポイントで11を当てたり、アプリ『プロ野球スピリッツ』のガチャで「大谷翔平が欲しいねんけど1撃で当てれる?」と大原に頼まれ、「あ、全然いけると思いますよ」とパッと押したところ、超低確率のピッチャー版の大谷のカードを狙い通り一撃で引き当てたりしたという。
中谷が「なぜそんなことができるようになったのか」を尋ねると、雨森さんは「3年前に人生観が変わるくらい個人的に嫌なことが重なって、心がぽっきり折れた」瞬間があったと告白。その絶望で頭の中に「この世界のゲームの説明書がダウンロードされた感覚」に陥ったという。彼女の理論によれば、この世界は三層構造になっており、私たちは「キャラクター」、その上に「プレイヤー」、さらにその上に任天堂のような「元締め」がいる。自分の人生をプレイヤーとして俯瞰して見ることができるようになったことで、プレイヤーの意識に干渉する「RAS能力」が芽生えたという。
中谷から「自分が売れるために使えばいいのでは?」と質問されると、彼女は「売れるって執着じゃないですか。だからそこをどう回避して応用して自分に使ってグループを売れさせるかというのが今一番の課題です」とキッパリ返答。その辻褄の合った回答に、スタジオは妙な説得力に包まれていた。
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