迎えた運命の最終セット、ズベレフの執念がコート上で爆発する。第1ゲームでいきなり先制のブレークをもぎ取ると、第3ゲームでは鮮烈なパッシングショットを突き刺して2度目のブレークに成功。そのまま勢いは止まらず、最後は第7ゲームも破る圧巻の猛攻を見せ、4時間を超える壮絶な死闘に終止符を打った。
現在29歳のズベレフにとって、全仏は11年連続11度目の出場。過去3度のメジャー大会決勝はすべて準優勝と、頂点を目前にして何度も涙を飲んできた。幾多の挫折を乗り越え、4度目の挑戦でついに掴み取った悲願のタイトル。優勝が決まった瞬間、全身の力が抜けたように赤土へ大の字に倒れ込み、感涙にむせんだ。
ついに報われた苦労人の初戴冠と美しい涙に、SNS上のファンも大熱狂。ネット上では「ついに!!!」「ズベレフ…おめでとう…!!!!!」と歓喜の祝福が殺到した。「誰が何といおうとあなたがチャンピオンだ!」という力強い称賛や、「ズベレフが少年のように本当に嬉しそうなの、本当に嬉しいなあ」と無邪気な喜びに胸を打たれるファンが続出。また、過去の度重なる惜敗を知るテニスファンからは「とてつもなく長いトンネルだったね」と、これまでの険しい道のりを労う感動のコメントも寄せられている。長く苦しいトンネルを抜け、パリの赤土から天を仰いだズベレフ。その目に映った景色は、生涯忘れられない最高のものとなったはずだ。
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