
8日午前8時38分、フィリピン付近でマグニチュード8.2の地震がありました。震源に近いミンダナオ島・ジェネラルサントス市では、建物が相次いで倒壊しました。


ファストフード店も崩れ落ちました。店内は天井が落ちてきたのか、床には瓦礫が散らばっていました。

住民
「壊れた、私たちだったかも。人がいたのに」
その後も地震は続きます。
午後4時半のミンダナオ島・ダバオ市。聞こえてくるのは、緊急車両のサイレンの音。街には、不安が広がっています。

ダバオ市に住む北中幸子さん。
北中幸子さん
「なんか来たと思い、テーブルの下にすぐ潜り込んで、1分か2分か、長く感じた。かなりの揺れ、震えながらおさまるのを待っていた。外では『キャー』と聞こえた」


気がつくと、部屋の壁がへこんでいたといいます。ほかにもコンドミニアムの共有部分の壁が崩れました。
北中幸子さん
「きょう買ったのは、カップラーメン、クラッカー。最悪のことは考えて、準備しておかないと」
AP通信は、これまでに32人が死亡。200人以上がけがをしていると伝えています。

ミンダナオ島の沿岸部には、津波も押し寄せました。


震源に近いサランガニ州・キアンバでは、1.5メートルほどの津波を観測したとの情報もあります。
その津波は、遠く離れた日本でも。

気象庁は、午前9時過ぎに、沖縄県から茨城県までの沿岸部に津波注意報を発表。一時、10県の18万人以上に避難指示が出されました。

津波は、午後になって各地に到達し、宮崎港では、30センチが観測されています。
夕方になって、津波注意報はすべて解除されました。
ただ、気象庁は、今後1日程度、海面変動が継続する可能性があるとして、注意を呼び掛けています。
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