【W杯】田中碧「(三笘から)『お前しかいないだろ』という感じのことを言われました」日本代表のキーマン

6月12日(日本時間)に開幕するFIFAワールドカップ2026北中米大会。
グループステージFに入った日本代表は6月15日(日本時間)、初戦でオランダ代表と対戦する。

森保一監督をはじめ、選手などが「世界一を目指す」と掲げる今大会で、日本を牽引する選手を紹介する。

田中碧

1998年9月10日(27歳)178cm75kg 神奈川県川崎市出身

所属:リーズ(イングランド)
2001年 さぎぬまSC ※三笘薫選手と2017年までチームメイト
2007年 川崎フロンターレユース
2017年 川崎フロンターレ
2021年 デュッセルドルフ(ドイツ)レンタル移籍
2022年 デュッセルドルフ(ドイツ)移籍
2024年 リーズ

三笘の背番号“7番”を継承 幼なじみの想いを背負って

W杯2022年カタール大会スペイン戦で逆転ゴールを決めた田中碧。
その歴史的ゴールは“三笘の1ミリ”として日本サッカー史に刻まれる名場面となった。

ゴールを生んだ三笘薫と田中碧は、幼なじみ。
さぎぬまSC、川崎F育成組織、川崎Fトップチーム、そして日本代表とサッカー人生を共に歩んできた。今大会も幼なじみ2人の活躍に注目が集まっていたが、ケガの影響で三笘は選外。
三笘が付けていた背番号7を託された田中が、2度目のW杯へ挑む。

田中が三笘とのやり取りでは「『お前しかいないだろ』という感じのことを言われました」と明かし、「本人の悔しさっていうのは、多分誰も理解はできない、彼が復活してくれると僕は思っていますし、また一緒にサッカーできればいい。自分自身ができることを全力でやればいいかな」と意気込んだ。

三笘の想いを背負って2度目のW杯での更なる躍進を誓う。

“不死鳥”の精神でチームの主力に復活!

「プレミアリーグで通用すれば、W杯でも通用する」とW杯を見据えて、自身初のプレミアリーグに挑んだ。

開幕エバートン戦で、その試合の最優秀選手に選ばれるという衝撃デビューするも、すぐに試練が訪れた。
次節のアーセナル戦で右膝を損傷し、数週間チームを離脱。
復帰後の12月にチェルシー戦、リバプール戦で2試合連続得点を挙げるものの、チーム方針などから、1~3月までの約2か月間、7試合連続で出場なしという屈辱を味わった。

移籍の可能性も報じられたなか、チームに残ることを決断。
報われたのは4月5日のFA杯準々決勝・ウェストハム戦。
4か月ぶりに先発した田中は、前半26分に鋭い切り返しから左足で先制点を奪い、チームの勝利に貢献した。
以降はスタメンに返り咲いた。
W杯本大会に向けて不死鳥のごとく復活を遂げた田中の活躍に注目だ。

能登復興への想いを込めた漆塗りレガース

2024年1月1日に発生した能登半島地震。

田中は「今できないことを一緒にできたら」という想いで、被災地・輪島を2年続けて訪れ、
子どもたちに向けたサッカー教室や夏祭りを実施し、復興作業も手伝っている。

田中が、その活動で出会ったのが、国の重要無形文化財にも指定され、日本を代表する漆器“輪島塗”だ。
田中が、職人に特注した着用するレガース(すねを守る道具)には、蒔絵で描かれた八咫烏と再生の象徴・鳳凰の姿があった。
唯一無二の武器をまとい、最高峰の舞台から石川に希望を届ける。

日本代表のスケジュール

FIFAワールドカップ2026北中米大会
グループステージF
6月15日(月)午前5時 オランダ戦 ダラス(アメリカ)
6月21日(日)午後1時 チュニジア戦 モンテレイ(メキシコ)
6月26日(金)午前8時 スウェーデン戦 ダラス(アメリカ)
※試合日時は日本時間

外部リンク
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