現金引き出しの途中で一度姿を消した不審人物…母・弘子さんが「複数犯説」を指摘 若松主婦殺害事件

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 自宅からおよそ3キロ離れたダイエーのATMで、現金およそ50万円が引き出されていた。時間は事件当日の6月29日午前11時過ぎ。少なくともこの前に犯行が行われていた可能性がある。

 弘子さんとともに訪れたのは、福岡・遠賀郡水巻町にあるATMがあったダイエー水巻店の跡地(2017年3月閉店)。「こちらがATMの場所?」と尋ねると、弘子さんは「そこに車が停まってますね。あれぐらいが入り口だったんじゃないか。入ってお店の入り口の横に(ATM)がありましたからね」と、当時の状況について語った。

 犯行現場からATMまでは車での移動が必要なほど距離があり、弘子さんは「この場所にATMがあるというのが、わかった上で来ているんだと思うんですよ」と話した。

 事件の鍵とみられる画像がある。被害者から盗んだカードを使い、ATMで現金を引き出すところを捉えたものだ。殺害に関与したかは不明だが、ATMの画像は「事情を知っている人物」として事件から1年後の2002年に公開された。しかし逆光のため顔の部分が黒くなっており、特徴や性別、年齢などの推測が極めて難しく捜査は難航。当時防犯カメラは店外には設置されておらず、ATMからの映像しかなかった。

 犯行当日は梅雨前線の影響で時折雨が降る1日で、警察はこの人物が着用していたと思われる雨具も公開。移動に自転車を使ったのだろうか。

ATMの前で不審人物が不可解な行動
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