【WWE】RAW(6月8日・日本時間9日/フランス・パリ)
夢のルチャ対決として注目された一戦。インターコンチネンタル王座をめぐり、51歳のベテランが放った華麗な場外アサイ・ムーンサルトに「キレッキレ」「動ける51歳」「この動きまじすか」と驚愕の声で埋め尽くされた。
WWE「RAW」、パリで行われたインターコンチネンタル王座戦、王者ペンタ vs レイ・ミステリオは、スピーディーで華麗な空中戦が全編にわたって展開され、約15分の攻防の末、ペンタが王座防衛に成功した。一方で敗れた51歳の重鎮ミステリオもベテランながら衰え知らずのアクロバティックな動きでファンを沸かせた。
最初のハイライトは序盤最初の攻防で訪れる。ペンタのリフトをミステリオがアームホイップで返すと、ヘッドシザースからドロップキックから早くもレイの奥義「619」の体勢に入るが、これはペンタが回避。エプロンの相手へペンタがベースボールスライドを仕掛けるが、これを軽々と飛び越えセカンドロープのバウンドを利用し「アサイ・ムーンサルト」を敢行した。
完璧な弧を描き、ペンタに直撃。パリの観客は総立ちで沸くと、ミステリオはリングサイドのファンにグータッチの余裕でファンサを披露。ファンからも「すっげえ」「キレッキレ」「動ける51歳」と称賛が殺到し、「この動きまじすか」「いやすごいわ」と驚愕の声。「キレキレ50オーバーおじさん」という愛のあるツッコミも飛び交う。ABEMA実況の清野茂樹アナウンサーも「鮮やかなムーンサルト、これがレイ・ミステリオ!」と興奮を隠さなかった。
中盤はペンタがハンドスタンド・ダブル・ストンプや延髄斬り、スーパーキックなどのキックコンビネーションやトペ・コンヒーロでレイを圧倒すると、ミステリオもDDTやエプロンでの変則619、場外バリケードへのサンセットフリップ・パワーボムとクリエイティブな波状攻撃。一進一退の攻防に会場から「ヤバい試合!」の大コールが広がった。
終盤、フィニッシュ・シーケンスは緊張の連続。ペンタがペンタ・ドライバーを狙うも、ミステリオがカウンターで619を二連発。さらにトップロープからフロッグ・スプラッシュを狙うが、ペンタが膝を立てて剣山ブロック。ペンタが一瞬のスキを見逃さず必殺「メキシカン・デストロイヤー」を炸裂させて3カウントを奪った。ペンタがリビングレジェンドの“ミステリオ超え”を王座防衛に成功。だが、51歳のベテランが見せた異次元の空中殺法は、この夜のファンに大きなインパクトを残した。(ABEMA/WWE『RAW』)

