日本三景でも“泳ぐクマ” 移動距離どのくらい?

日本三景でも“泳ぐクマ” 移動距離どのくらい?
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 今度は日本三景で、クマが目撃されました。海を泳ぎ、砂浜を猛スピードで走るクマ。クマはなぜ泳ぐのか、専門家と検証します。

【画像】背後から現れたクマ

天橋立でクマ出没 観光地に悲鳴

水面から顔を出すクマ
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 クマが悠々と泳ぎ続けます。カメラは水面から顔を出すクマの姿を鮮明に捉えていました。

 ここは日本三景の一つ天橋立です。10日午後4時半ごろ、人気観光地が騒然としました。クマが泳いでいるのは温泉旅館などが立ち並ぶ通りの真横です。人も一カ所に集まり緊張に包まれます。

 追い払いのための爆竹が鳴り響くと…。

警察官がクマの真横を並走
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アナウンス
「現在この付近でクマが出ています。車や建物から出ないようにしてください。クマが出没しています」

 陸に上がったクマが砂浜を走り抜けます。

 盾を手にした警察官がクマの真横を並走しています。

 クマは一度立ち止まると、方向転換するような動きも見せます。

目撃者
「びっくりした。テレビで見たことはあったけど、実際にここを走って、結構なクマだったのでびっくり」
「(Q.大きさは?)1メートルは超えていた。結構毛並みのふさふさした感じ」

約6時間後に麻酔銃で捕獲
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 その後も警察や市が警戒を続け、クマは通報から約6時間後に麻酔銃で捕獲されました。

 オスの個体で、体長約137センチ、体重97キロでした。

泳ぐクマ 移動距離は?

 今回、多くの人に目撃されたのが泳ぐクマです。本来山に生息するクマが、そもそも泳ぐことができるのでしょうか。

岩手大学 農学部 山内貴義准教授
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岩手大学 農学部 山内貴義准教授
「クマ自体は実は泳ぎが非常に上手。体が非常に大きくて脂肪もすごく乗っているので、浮くんだと思う。あと手のひらは犬よりもはるかに大きいので、“水をかく”も全く問題ない」

 山内准教授によると、クマは横幅が広い前脚を生かし、泳ぎを全く苦にしないといいます。

「実際の映像を見ると、誰に教わったわけではないが、普通に脚のつかない所もバシャバシャ泳いでいるので、全く問題ない感じがする。力は強い、泳ぎもうまい。運動能力が非常にたけている」
「陸奥湾で泳ぐクマも確認。長距離を泳ぐこともできる」

 さらに過去には驚きの距離を泳いだクマがいました。

「北海道の本島から島に片道19キロぐらい泳いだクマ」

 このクマがいるのは北海道本島から西に直線距離で、約20キロ離れている利尻島です。

当時106年ぶりの上陸
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 クマの生息していないこの島に北海道の本島側から泳いで渡ったとみられ、当時106年ぶりの上陸となり大騒動になりました。

 宇都宮の市街地など、クマが今週に入りまさかの場所に姿を現しています。

 このクマの行動について、専門家は“ある可能性”を指摘します。

「川を伝って街中まで来た可能性」
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「川を伝って街中まで来た可能性はある。川の周りのやぶとかを利用して、身を隠しながら街中まで来た可能性」

 山からつながり比較的身を隠しやすい川を利用して、クマが人里に近づくことがあるといいます。

川の近くを移動

 秋田県由利本荘市にある防犯カメラ映像です。画面右側から現れた2組の家族が、しばらく下を流れる川を観察しています。

背後からクマ
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 何気ない日常のなか、その背後からクマが現れます。クマに気が付くと子どもたちは一斉に大人の後ろに隠れます。クマも人に驚いたのか、猛スピードで走り抜けていきました。

クマは住宅街の方向へ
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 居合わせた1人が撮影した映像を確認すると、クマが一直線に住宅街の方向へ向かっていく様子が映っていました。

 クマが走り込んだ道を映した防犯カメラを確認すると、住宅から出てくる人がいます。数十秒後、川の方向からクマが走ってきました。

 各地で川の近くを移動するクマが目撃されています。

山内准教授
「川が危険になる。山からのアクセスルートにも。山や川に行って、だんだん街中に迷い込んでしまったというのが正解かなと」

 今はクマがどこに出ても不思議ではありません。

クマがどこに出ても不思議ではない
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「東京23区にいきなり(出没)はないと思うが、川面積が広い所があるので、油断すると(東京23区にも)クマが出てしまう可能性も」

(2026年6月11日放送分より)

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